いつまでも眼を醒まさない、またはベッド
や布団から起きあがろうとしない人間は、特に日本では嫌われるようです。
骨休みのつもりで旅に出た先の日本旅館では、家にいるよりも早い蒋聞に叩き起されたりします。
ゆっくり起きていくとすでに朝食はない。
いったい人間はどの程度眠るのがいちばんいいのでしょうか。
次に紹介するサヴァラン「美味礼讃」でこの答が得られます。
サヴァラソは睡眠をも美味の一種としてとらえていて、さすがに美食家らしく、料理、酒、睡眠、何によらず、ほんの少しずつ度を過した方がよいと言っているようです。
日本の「腹八分目」とは逆であり、この辺が体力の差でしょうか。
ぼくは一時期、十四時間眠っていたことがある。
別段からだを壊したりはしなかったから、何かの必要があってそれだけ眠ったのでしょう。
しかしこれが続けばあきらかに異常であり、健康を損ってしまいます。
現在は十時間くらいのものでしょう。
もっとも、それでさえ長過ぎるという人もいますが・・・。